Windows Azure 日本リージョンに Web サイトを作ってみました

先週(2014/02/26)に Windows Azure に「東日本リージョン」と「西日本リージョン」が追加されました 🙂 せっかく日本のデータセンターが利用できるようになったので、以前作成していた「電力使用状況」の Web サイトを東日本リージョンに移して、どんな感じなのか試してみました 😉

まず気がつくのは、サイトのレスポンスの早さですね。移行前は早くて5秒、遅いと10秒くらいかかっていたのが、コンスタントに2,3秒で返ってきます。そして、各電力会社のサイトから並列処理で CSV データを取得して Ajax な非同期通信で一覧を表示するのに3秒から5秒かかっていたのが、2,3秒で一覧が表示されます。まぁ。。。まだ比較的空いているからなのかもしれませんが 😛

そして、なんとなく IP アドレスを確認してみると、アメリカに割り当てられている範囲のものでした 😀 おや?と思ってアメリカ西部リージョンに設置しているサイトと traceroute の経路を比較してみると、次のような違いがありました。

  • アメリカ西部リージョンへの経路は、日本からアメリカへ渡り Microsoft のネームサーバーに登録されているルーターへ通じている。
  • 東日本リージョンへの経路は、日本の某大手ISPに閉じている。なぜか ISP Shared アドレスからの反応がインターネット側に漏れだしているのはご愛嬌? 🙁
東日本リージョンへのトレース
東日本リージョンへのトレース

東日本リージョンへの traceroute の結果を見ると、某大手 ISP を経由して Windows Azure の東日本データセンターへ IP-VPN 接続しているように思えますね。

と、こういうことをやっていたら何となく IPv4 アドレスの割当先の国情報を検索するウェブアプリができたので、Windows Azure Web サイトで公開しました 😉


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