UNLHA32.DLL等の開発停止意向の影響

UNLHA32.DLL 作者の Micco さんが開発停止を発表された後で、いろいろと動きがあったようで、状況が動きつつあるようです(Micco さんの日記(?)の「今日の出来事」にその後の動きが書かれています)。

状況から判断すると、「ウィルス対策ソフトベンダーの対応」と「JVN(Japan Vulnerability Notes)の対応」が、「日本のコンピュータ利用者の安全を守る視点からすると、どーなの? 😕 」というところですね。

判断材料は次のようなところかな。

  • 現時点で一般ユーザーのどのくらいが圧縮ファイルを扱っているの?
  • そのうち、LZH 形式の圧縮ファイルを扱っているのは?
  • でも、日本では過去資産も含めて結構 LZH 形式のファイルが使われてない?

一昔前は、圧縮ツールの「速度」「圧縮率」の競争で、アメリカでも LZH の利用者がいましたけど、現時点では日本も含めて zip の一人勝ち状態。なので、海外のウィルス対策ベンダーの腰が重いのはある意味仕方ない面もあるでしょう(費用対効果とか)。
でも、日本企業であることを売りにしている某企業はどうなの?っていうのはあります(お客の要望には答えると書いてあるので、声を届ければ対応するかも?)。

某社の宣伝
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JVNのほうは(どうでもいいけど、日本語な名称も決めて欲しい。。。 😡 )、規則どおりに運用してるだけなんでしょうけど、その規則で本当にいいの?ってところですね。

今日、Vector から「ベンダー等の対応が進むまでの当面の間、LZH形式書庫ファイルの新規・差し替え・追加登録を停止することにいたしました。」という連絡が来ていました。影響がいろいろな所に及んでいます。

対応が良い方向に進んでいくと良いのですが(まぁ、これを機会にZIP形式への移行が進むのかも?っていうのもありますけど 😎 )。


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